妊娠・出産についてきちんと知るためには、女の子のカラダの仕組みを知っておくことはとても大事です。
外から見てみるとお腹側から、尿が出る外尿道口、月経血が出る膣口、便が出る肛門があります。「膣口」は内性器である膣の出入り口であり、膣は出産時に赤ちゃんが通る産道でもあります。
「子宮」は受精卵が育っていく場所です。
「卵巣」には「卵子」が入っています。左右に1個ずつあり、うずらの卵くらいの大きさです。
このように男の子とは全く違う仕組みになっています。
赤ちゃんは「子宮」で育ちます。
タイミングよく妊娠した場合、最後の月経から280日間、子宮の中で赤ちゃんは育ちます。
妊娠・出産についてきちんと知るためには、男性のカラダのことを知っておくのはとても大事です。
精子が作られるのは、精巣。作られた精子は、精管を通って尿道まで運ばれます。
尿道は精管がつながっていて、射精時には精液を運ぶ役割もします。
このように女性のカラダとは、全く違う仕組みになっています。
射精するためには、陰茎が勃起していることが必要です。
精子は思春期以降、毎日作られます。
ちなみに1度に射精される精子の数は2~3億ともいわれています。
その中で卵子と受精できるのは、たった1個です。